電気自動車は、汗だくなるほど暑い都市部の夏に対抗するための有用な手段になり得るとの研究論文が、19日の英科学誌ネイチャー系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載された。中国と米国の国際研究チームが発表した論文によると、化石燃料で走る自動車から電気自動車に切り替えることにより、「ヒートアイランド」と呼ばれる都市部での高温化現象を緩和することができるという。ヒートアイランド現象は、自動車や空調から出る排気熱や、日中に道路やビルに蓄えられて夜間に放射される太陽熱などにより、都市部の気温が周囲より高くなることで発生する。場合によっては、この熱の蓄積が夏の猛暑と相まって、うだるような暑さによる不快感と熱ストレスがもたらされることもある。
ヒートアイランド現象、電気自動車で緩和可能か 研究(時事ドットコム)
【話題】ヒートアイランド現象、電気自動車で緩和可能か
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– 2015年3月20日