株式投資というのは、他の投資家と同じような発想をしていたのでは、絶対に多くの利益を出すことはできない。投資にあたっては、物事を一ひねり、二ひねりしてみることが必要だと言えよう。例えば、先週15日、トヨタ自動車の燃料電池自動車(水素自動車)「ミライ」の市販第1号車の納車式が東京・永田町の首相官邸で行われた。安倍首相はさっそく試乗し、「いよいよ水素時代が幕開けする。さらなる規制改革と技術開発の2本立てで前進させていきたい」とコメントしたのである。今後、トヨタ自動車は、こうした政治サイドの全面的なバックアップを受ける形で、「ミライ」の本格生産に乗り出す方針だ。このニュースに接して、トヨタ自動車株の買いに動くのは、大多数の投資家の行動パターンだ。しかし、プロたちはそんなことはとっくのとうに織り込んでトヨタ株を買っている。ここは「一ひねり、二ひねり」が必要だ。
第38回 未来の自動車は燃料電池、電気自動車が中心になるが…(DMM NEWS)
【提言】未来の自動車は燃料電池と電気自動車が中心だが
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2015年1月20日