半導体・電力機器関連メーカーのダイヘン(大阪市淀川区)は、ワイヤレス給電システムの市場投入を急ぐ。すでに小型電気自動車(EV)向けとして、設計技術を確立ずみ。現状で75%となる電力伝送のトータルシステム効率を、量産時には90%にまで高める。電源システムに搭載するパワー半導体では、SiC(炭化ケイ素)やGaN(窒化ガリウム)などの適応を検討し、さらなる高効率化を実現させる。まずは工場などの無人搬送車(AGV)市場向けに開拓を進め、5年後にはEV向けの展開を開始する計画だ。
ダイヘン ワイヤレス給電システム 5年後にEV用量産(化学工業日報)
ダイヘン、電気自動車用ワイヤレス給電用高周波電源システムをアピール(MONOist)
【インフラ・新技術】ダイヘン、ワイヤレス給電システムを5年後にEV用量産
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– 2014年12月8日