【提言】炭素繊維(CFRP)に立ちはだかる2つの壁

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昨年、ある自動車の登場が東レの社員に大きな衝撃を与えた。独高級車BMWの「iシリーズ」。車体に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を採用した量産車だ。「悔しいけれどすごい」。東レで炭素繊維を手掛ける関係者は皆こう口を揃える。鉄よりも強くアルミよりも軽い――。炭素繊維は「未来の素材」として早くから自動車向けでの活用が期待されていた。しかし、高いコストがネックとなり、レーシングカーや一部高級車に留まり、量産車では全くと言っていいほど採用されていなかった。BMWのiシリーズが関係者を驚かせたのは、その価格だ。EV(電気自動車)のi3は500万円弱と、これまでCFRPを採用してきた高級車の半分以下。CFRPの加工工程をBMW傘下の子会社が手掛けることで、コストを最大限抑えることに成功した。
「炭素繊維」は未来の車を変えるか(日経ビジネス)

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