日本自動車工業会は7日、22日に東京ビッグサイトで開幕する「第43回東京モーターショー2013」の開催概要を発表した。家電や住宅と自動車を連携する「つながるクルマ」がテーマの「スマートモビリティシティ」の展示会場には東芝など異業種が出展、未来の車社会の姿を示す。展示会場には自動車メーカーに加え、NTTドコモ、旭硝子など計35社が参加。ホンダと東芝、積水ハウスは合同でブースを出す。燃料電池車(FCV)で発電した電気を住宅に供給、携帯電話で外出先から家電を操作する使い方を提案する。モーターショーの本会場には日本の自動車メーカー14社に加え、海外の18社が参加する。参加企業数は前回と同じ。乗用車部門ではスウェーデンのボルボが復帰するほか、電気自動車(EV)ベンチャーの米テスラ・モーターズが初出展する。
家電と連携、未来の車社会示す 東京モーターショー(日本経済新聞)