ハノイ市ホアンキエム区では、来年初頭から観光用シクロ(輪タク)の台数を半減し、来年中に全廃する。代替として電気自動車の導入台数を増やす計画だ。市人民委員会もこの計画を承認している。VNエクスプレスが報じた。ホアンキエム区人民委員会のグエン・クオック・ホア副主席によれば、この3年間にホアンキエム湖周辺と旧市街地区で15台の電気自動車を運行し、120万人余りが利用した。28カ所の道路を走り、計7キロを40分かけて走っている。廃止されるシクロの代わりとして、来年新たに15台の電気自動車を追加する予定だという。ハノイ運輸協会のブイ・ザイン・リエン会長は、電気自動車は旧市街での走行に適しているとしながらも、ハノイの伝統文化を守るために一定量の観光用シクロを維持する必要があるとの立場だ。
観光シクロを来年中に廃止へ、ハノイ:代替に電気自動車の利用拡大(NNA.ASIA)