電気自動車(EV)の普及を目指し、県は県内の主要道路沿いなどで充電設備を480カ所に拡大する計画を策定した。整備費の3分の2は経済産業省の補助を受けることが可能で、各地の商業施設やガソリンスタンドなどの事業者に今後、整備を呼びかけていく。県によると、充電設備は1カ所あたり、充電器自体が数十万~500万円、設置工事費が100万~200万円かかる。充電器の購入費と設置工事費は通常、経産省が2分の1を補助しているが、都道府県の計画に基づいた整備の場合、補助は3分の2に増える。そのため県は、充電設備の場所が分かる看板を設置する▽公道に面した自由に出入りできる場所にある▽飲食や物の購入をしないと充電設備を使用できない状態にない▽利用者を限定していない-などを条件に、整備を促す計画をまとめた。
県、EV普及へ計画策定 充電設備53→480カ所に 奈良(msn産経ニュース)