レトロなデザインの三輪電気自動車(EV)が川崎の街を快走-。EVベンチャー「日本エレクトライク」(川崎市中原区)は2日、川崎市内で宅配などにEVを活用する実証実験に使われる三輪EVの納車式を行った。実証実験は川崎市が環境技術で効果が期待できる取り組みを実施する「かわさき環境ショーウィンドウモデル事業」の一環で、今月から来年3月末まで行われる。同市内5カ所に計5台の三輪EVを置き、宅配や移動に要した距離、電気使用量を記録して省エネ効果などを検証する。三輪EVは1人乗りで、6時間の充電で40キロ走行可能。荷物は最大150キロ積める。価格は200万円だが、同社の松波登社長(65)は、「三輪EVの利便性を知ってもらい、量産態勢を整えることで将来的には100万円以下に下げていきたい」と意気込む。
日本エレクトライクの三輪電気自動車 川崎で実証実験を開始(msn産経ニュース)