電気自動車(EV)向け充電技術の開発を手がける米エコタリティは12日、売上高が低迷する中、近く破産法の適用申請に踏み切る可能性があることを明らかにした。今後、売却を含め、さまざまな再編の選択肢を検討していくとしている。同社株価は一時、84%急落した。米国ではクリーンエネルギーなどの代替エネルギー関連会社の破たんが相次いでいる。とりわけコスト高や走行距離の制限などからEVへの人気は伸び悩み、今年5月には、EVメーカー、コーダ・オートモーティブも連邦破産法第11条の適用を申請している。
EV充電開発の米エコタリティ、破産法適用申請の可能性(ロイター)