ホンダは18日、ハイブリッド車(HV)の世界展開や風力発電設置など2013年度の環境問題への取り組み策を発表した。伊東孝紳社長は、「公共交通機関ではない、個人向けの乗り物を作り続ける自動車メーカーであるためには、二酸化炭素の排出削減に対する対応ができることが条件」と述べるなど環境対応の強化に意欲を示した。具体的には、北米では、高級車ブランド「アキュラ」のHVの年内発売や、トランスミッション工場に風力発電設備を2基設置する。南米には、バイオエタノールで走行する新型車の発売や、風力発電9基を設ける。欧州では燃料電池車(FCV)の普及に向けた実証実験を進めていく。中国を除くアジア大洋州においては、新型ディーゼルエンジン車をインドで発売。中国では3年以内のHV現地生産化に向けた具体策を検討していくという。
北米でHV「アキュラ」年内発売 南米では風力発電 ホンダが環境問題対策を発表(産経BIZ)
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