ドイツの自動車部品・タイヤ大手コンチネンタルは28日、スイスの産業機器メーカーのエリコン（Oerlikon）と、ハイブリッド車（ＨＶ）や電気自動車（ＥＶ）用の電気モーターとトランスミッションシステムの開発と販売で提携すると発表した。エリコンは真空機器部門のほか、ドライブシステム部門を持つ。開発に当たっては、エリコンのイタリア子会社エリコン・グラツィアーノと、コンチネンタルのパワートレイン部門のハイブリッド・エレクトリック・ビークル・ビジネス・ユニット（ＨＥＶＢＵ）が協力する。コンチネンタルＨＥＶＢＵのシュミット研究・開発責任者は、電気モーターとトランスミッションシステムの統合により、ＨＶとＥＶの性能向上を達成することが可能となると強調。エリコン・グラツィアーノのパフォーマンス・オートモーティブ部門を統括するマンテッリ氏は、両社の製品ポートフォリオと開発能力の適合性が非常に高いと主張した。
コンチネンタル、エリコンとＥＶドライブトレイン開発で提携（国際自動車ニュース）
