フォルクスワーゲンが超低燃費車として開発を進めていた『XL1』の市販バージョンがついに登場した。1リッターで100km走るクルマを目指してフォルクスワーゲンが10年以上前から開発を進めていたもので、何度かモーターショーにコンセプトカーが出品されていた。その“1リッターカー”が完成し、2013年3月のジュネーブショーで市販車として発表された。わずか500台しか生産されない限定販売車で、日本では販売される予定のないモデルだが、現地で試乗したのでレポートしておきたい。XL1は燃費のためにフォルクスワーゲンが持てる技術のすべてをつぎ込んで作られたクルマで、“燃費スペシャル”といえるモデルだ。
【VW XL1 試乗】素の良さを感じる超低燃費スペシャル…松下宏(レスポンス自動車ニュース)