日産自動車のカルロス・ゴーン社長は27日、開催中のニューヨーク国際自動車ショーで記者会見し、販売が低調な電気自動車(EV)について「まだ価格が高い」と述べ、もう一段の値下げを目指す考えを明らかにした。日産は1月に主力EVの「リーフ」に廉価モデルを追加し、米国での最低価格を約6千ドル値下げしたばかりだが「(生産の現地化などで)価格は下がる」と強調。一方でEVの普及には充電器などのインフラ整備が必要だとも指摘した。緩やかな回復が進む米市場については「持続すると思う」と述べ、今後も堅調に推移するとの見方を示した。
「電気自動車まだ高い」日産のゴーン社長、値下げ目指す(産経BIZ)