兼松とＩＴ（情報技術）ベンチャーのモーション（東京都台東区）は、電気自動車（ＥＶ）タクシーの電池残量に応じて、急速充電器の自動予約を行う稼働実験に乗り出した。ＥＶタクシー普及につなげ温暖化防止に貢献する。実験では、関西国際空港に設置した急速充電器を使う。大阪市内などから顧客を送迎するＥＶタクシーの電池残量をリアルタイムでチェック、残量が一定未満になると算定されると自動的に到着時間を予測し充電器利用を予約。これにより、送迎後に待ち時間なく充電できる。稼働期間は２月２８日まで。環境省の支援事業として行う。
