博報堂スマートグリッドビジネス推進室では、2012年8月と10月に第3回「スマートグリッドに関する生活者調査」を実施した。今回の調査は、スクリーニング調査と詳細調査の2回を行ったもの。毎回調査している「スマートグリッド」についての認知は50.3%で、昨年の51.0%と比べてほぼ横ばいとなり、「プラグインハイブリッドカー:83.1%」「家庭用蓄電池91.0%」などの認知率も微増という状況だった。これに対して、昨年認知率が5割に達していなかった、「スマートメーター」は60.4%(前年49.8%)、「スマートハウス」は前年の39.7%の1.7倍の68.2%に伸びた。「スマートメーター」や「スマートハウス」などが生活者にとって身近な存在になってきたと考えられる。「太陽光発電」の導入者は全国49466人を対象に調べたところ、4.56%だった。これら導入者に導入時期を聞いたところ、2009年ごろから右肩上がりに上がってきていることが分かった。
博報堂、第3回「スマートグリッドに関する生活者調査」の結果を発表(プレスリリース)