米ゼネラル・モーターズ(GM)は22日、中国広州国際汽車展覧会(広州モーターショー)で、現地で開発した初の電気自動車「セイル・スプリンゴEV」を発表した。価格は25万8000元(4万1400ドル)から。当初は上海GMディーラーでの取り扱いのみとしている。現地提携先である上海汽車と共同開発した。1回の充電で走れる距離は130―200キロで、最高速度は時速130キロ。中国政府は2020年までに電気・プラグインハイブリッド車を500万台普及させる戦略を掲げており、国内外の自動車メーカーは中国市場への環境対応車の導入を加速させている。