プジョー・シトロエングループ(PSA)は19日、独ハノーバーで開催中の「IAA国際商用車ショー」で、商用バンタイプの電気自動車(EV)を初公開した。2013年初めにも販売を開始したい考えだ。プジョーブランドの「パートナー エレクトロニック」、シトロエンブランドの「エレクトリック ベルラルゴ」の兄弟車で発表した。PSAはこれまで、三菱自動車から「i-MiEV(アイミーブ)」をOEM(相手先ブランドによる生産)調達し、プジョー、シトロエンのそれぞれのブランドでEVを販売していた。今回は、ベースの技術は三菱自と共同開発し、モーターなどもアイミーブの強化版を使用しているが、車両はPSAが生産する。リチウムイオン電池を2セット利用することで、1充電当たりの走行距離を170キロにした。
仏PSAが商用EVを公開 三菱自技術ベースに(msn産経ニュース)