DCMホールディングス(東京)傘下のダイキと西日本三菱自動車販売は20日、電気自動車(EV)販売に関する提携契約を結んだと発表した。松山市島しょ部を対象に販売取り次ぎをスタートし、将来的には南予地方の山間部などにも広げたい考え。ダイキは2011年から、松山市の中島などで、買い物が困難な人を対象とした自社商品の宅配サービス事業に取り組んでおり、一定の販路を持つ。西日本三菱自動車販売は都市部よりもガソリンスタンドが少なく、1回当たりの走行距離が短い島しょ部でのEV拡販が見込めるとし、提携合意を決めた。取り扱うEVは、三菱自動車製の軽乗用車「アイ・ミーブ」と軽商用車「ミニキャブ・ミーブ」。ダイキ本社で取り次ぐほか、島しょ部で定期実施しているイベントに合わせて試乗会などを開催し、購入を呼び掛ける。
【新事業】ダイキ、島しょ部買い物困難者対象にEV販売
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2012年7月21日