日産自動車は2日、電気自動車(EV)「リーフ」向けに、高精度にバッテリー残量を予測するサービスと、プローブ情報に基づいた消費電力実績を伝える「みんなの消費電力」サービスを開始した。 同社は従来からリーフのオーナー向けWebサイトで、ルート探索により充電スポット情報などを提供してきた。新しく提供するサービスでは、リーフのモーター等の仕様に基づく電力消費量シミュレーターを用い、探索したルートの勾配やエアコンによる電力消費などを加味して、目的地に到着した時のバッテリー残量を予測をする。これによりオーナーは、目的地に着くまでに充電が必要かどうかなどを判断できる。このサービスはWebサイトや専用スマートフォンアプリから利用するようになっているが、今後はリーフのカーナビで利用できるよう、開発を進める。
日産、「リーフ」向けに高精度なバッテリー残量予測サービス(カーウオッチ)
日産自動車、EV「リーフ」の目的地までのバッテリー残量高精度予測サービス開始(ECO JAPAN)