今治市の電気自動車(EV)開発メーカー、トリトンEVテクノロジーは13日までに、市販の軽ワゴン車を改造したEVを開発。物流大手セイノーホールディングス子会社で買い物代行のココネット(東京)と連携し、宅配車両として実証実験を始めた。改造EVはベース車両にスバルの「サンバーバン」を使用。床下のリチウムイオンバッテリーの搭載位置を工夫して貨物スペースを広く確保し、集配業務に適した仕様とした。8時間の充電で最長180キロの走行が可能という。実証実験は、ココネットが福岡市で5月末開始した買い物代行サービスで実施中。半年以上続け、走行データを収集するほか、運転手から乗り心地などをヒアリングする。
【話題】トリトンEVテクノロジー、改造EVを宅配車両として実証実験
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– 2012年6月14日