【企業】日産、「リーフの森 ゼロ・エミッションファンド」を設立

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日産自動車は11日、同社の100%電気自動車(EV)「日産リーフ」で削減されたCO2を活用した個人名義の顧客向け新プログラム「日産ゼロ・エミッションファンド」を同日立ち上げると発表した。同ファンドにより集められたCO2排出権は、国内クレジット制度(国内排出削減量認証制度)に基づき、一般社団法人低炭素投資促進機構が購入し、売却益はゼロ・エミッション社会の実現を加速させるために、急速充電器の設置及び森林保全活動に活用される。森林保全については、一般社団法人more treesと協働で実施する。国内で保全が必要とされている森林に対し、同ファンドの売却益を活用して間伐を行い、「リーフの森」として再生していく計画。2010年12月に発売したEV「日産リーフ」は、ガソリン車と異なり走行中にCO2を一切排出さない。「日産ゼロ・エミッションファンド」では、「日産リーフ」オーナーが走行した距離を、ガソリン車で平均的に排出されるCO2の量に換算し、集約されたCO2の年間総量を一般社団法人低炭素投資促進機構に売却する。CO2削減量は走行距離に応じて算出されるため、このファンドに参加するユーザーが多いほど、その分CO2削減量が増え、急速充電器の設置と環境保全に貢献することになる。

日産、「日産ゼロ・エミッションファンド」を設立(エクール)

日産自動車、EVで削減したCO2を活用するファンドを設立、充電器設置などに利用(ECO Japan)

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