マツダの山内孝会長兼社長は5日、フジサンケイビジネスアイとのインタビューで、独自の環境技術「スカイアクティブ」に対応した変速機やエンジンの海外生産と、他の自動車メーカーへの外販を検討していることを明らかにした。外販によって同技術関連の投資の回収を早め、収益改善につなげる狙いだ。エンジンについても海外メーカーから引き合いがあり、両部品について「中国、タイやメキシコなども含め、海外生産を検討する」とした。また、水素を燃料としたロータリーエンジンで発電する電気自動車(EV)を来年リース販売することも明らかにした。唯一のロータリーエンジン車「RX-8」の生産は今月終了するが、水素を活用した同エンジンの開発は継続する。
マツダ社長“ロータリーEV”来年販売 新技術対応部品の海外生産検討(産経BIZ)
ロータリー技術でEV マツダ社長、補助発電機に応用(日本経済新聞)
ロータリーエンジンは消えず、EVとともに生き続ける!?(マイナビニュース)