鉄より約10倍も丈夫で重量は1/4というカーボンファイバーを使用して作られたEV(電気自動車)のコンセプトモデル「TEEWAVE AR1」が「人とくるまのテクノロジー展」に展示されていたので間近に行って「ペタペタ」と触りながら実物を撮影してきた。製作したのは東レで、同社の持つ炭素繊維の加工技術をアピールする為に3億円を投じて実際に走れる車両を作成したとのこと。最高時速は約147kmで、フル充電の状態からは約185キロの走行が可能。車体重量は約846kgで、金属主体で作られた一般的な電気自動車に比べて4割以上も軽量化されている。
3億円を投じて東レが作った時速147kmで走るカーボン製電気自動車「TEEWAVE AR1」の実車を間近で撮影してきました(Gigazine)