日立製作所と日立産機システムは、数キロメートルの範囲で無線を用いた機器制御やデータ収集などが可能な、周波数920MHz(メガヘルツ)帯動作する高出力250mW(ミリワット)の無線通信機を共同で試作し、技術基準適合証明を取得した。また、試作した無線通信機は250mW、20mW、1mWの3種類の出力切り替えも可能とし、近距離通信の際には消費電力を抑えた低い出力でデータ通信を行うことができる。今後、無線通信を利用した機器制御やデータ収集などが求められる産業システムをはじめ、スマートグリッドやスマートシティなどのさまざまな分野において、同無線通信機の適用をめざしていく。
日立など、920MHz帯動作の250mW無線通信機を試作し技術基準適合証明を取得(プレスリリース)