Envia Systemsが新開発を進めるEV用のバッテリーは、重量エネルギー密度の分野で格段の進化が遂げられており、400Wh/kgの記録を叩き出している。現在の一般的なEV用のバッテリーの数値は100~150Wh/kgだから、いかに新開発バッテリーの効率が高いかを見てとれる。もし完成すれば、この新しいバッテリーを搭載するEVは、実にフル充電から300マイル(約483km)はチャージ不要で連続走行が可能だ。驚くべきことに、Envia Systemsは、例えば日産の「リーフ」向けのバッテリーの3分の1の値段で新開発バッテリーの供給が行なえるとの見通しまで発表している。すでにEnvia Systemsに対しては、General Motors(GM)の全面バックアップが表明されており、2015年までに実用化が目指されているようだ。
とうとうここまで来たか…連続走行距離500kmまで充電不要になる電気自動車を開発中!(GIZMODO)