GSユアサは、太陽光発電と蓄電池を組み合わせ、自然エネルギーを利用したEV急速充電システム「PV-EVシステム」の販売を開始した。このシステムは、災害などによる停電時に防災型電源としても利用することが可能。年間100システムの販売を目標とし、2012年には12億円の売上を目指す。機器は太陽電池、リチウムイオン電池、EV用急速充電器を組み合わせたクリーンシステム。太陽電池で発電した電力をリチウムイオン電池に貯蔵し、蓄えた電力でEVに急速充電を行う。夜間や日照の少ない時は電力会社からの電力を利用し、リチウムイオン電池への充電が可能だ。また、発電した余剰電力はパワーコンディショナを介して系統連系により電力会社へ売電することもできる。自然エネルギーで発電した電力をEVに充電して走行することで、発電からEV走行に至るまで二酸化炭素(CO2)排出量ゼロの実現を可能とした。
GSユアサ、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた防災対応型EV急速充電システムを販売開始(プレスリリース)
太陽光と蓄電池でEVを急速充電…GSユアサが充電システムを発売(レスポンス自動車ニュース)