トヨタ自動車は、2012年の早い時期に米国市場に投入する「プリウス」のプラグインハイブリッド車(PHV)について、同年の販売台数が1万6000台以上になると予想している。米国トヨタ自動車販売の広報担当、ジョン・ハンソン氏は19日のインタビューで、110ボルトの標準電源で充電するプリウスPHVは、リチウムイオン電池のみで少なくとも13マイル(約21キロ)走行すると説明。その後は標準的なプリウスと同じように市街地や幹線道路をガロン当たり平均50マイル走行できる。ハンソン氏は「プリウスPHVは売れ筋商品となるだろう。当社はそれがどのような水準になろうと市場の需要に応じる」と述べ、「12年の販売台数については1万6000~1万7000台は確実とみている」と付け加えた。
年間販売、1万6000台を予測 米国トヨタ、プリウスPHV(産経BIZ)