トヨタホームは、豊田市低炭素社会システム実証プロジェクトが行われている愛知県豊田市東山町の分譲地内に、家庭でのエネルギーの最適利用を目的とした実験用モデル棟を完成させた。実験用モデル棟は、創エネ機器となる太陽光発電、蓄エネ機器である家庭用蓄電池をはじめ、省エネ型給湯器（エコキュート）やＬＥＤ照明などの省エネ機器を備え、それらを制御するＨＥＭＳ（Ｈｏｍｅ Ｅｎｅｒｇｙ Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｓｙｓｔｅｍ）、家電コントローラーを搭載する、いわゆる「スマートハウス」と呼ばれる住宅で、ＰＨＶ（プラグインハイブリッド車）、ＥＶ（電気自動車）などの充電タイプの自動車とセットで実証実験を行う。ＨＥＭＳは、住宅内の各機器とネットワークで接続されており、リビングに備えられたモニターにより、電力会社から供給された電力、太陽光発電により創られた電力と家庭内で使用する電力を見える化。また、蓄電池への充電や、蓄電池に蓄えられた電力のＰＨＶ、ＥＶや給湯器への放電を居住者の生活リズムに合わせて制御する。
トヨタホーム、豊田市低炭素社会システム実証プロジェクトの実験用モデル棟が完成（プレスリリース）
トヨタホーム、ＰＨＥＶやＥＶから電力供給する実験用住宅を建設（日本経済新聞）
