トヨタとホンダ、それに日産などが、24日に開いた燃料電池車の講演会で明らかにしたもの。燃料電池車は水素と酸素の化学反応で発電し、モーターで走る仕組みで、走行中に二酸化炭素を排出しないことから、環境に配慮した次世代の自動車として注目されている。しかし、部品に多くのプラチナを利用していることなどから、車体の価格が高額となっていることが普及に向けた課題となっている。このため、講演会では、開発担当者が、電気自動車などと部品を共通化するなど、現在研究しているコスト削減の方法を説明した。そのうえで、3社の担当者はこうしたコスト削減を進め、4年後の平成27年をめどに、一般の家庭でも購入できる価格の燃料電池車の開発を進める目標を明らかにした。
【提言】自動車大手3社、共同で燃料電池車開発構想
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– 2011年2月24日