電気自動車がどれほど早く普及するかは、充電インフラの整備にかかっているというのが、「第2回 EV・HEV 駆動システム技術展(EV JAPAN)」(2011年1月19日?21日に東京ビッグサイトで開催)での出展各社の共通認識である。充電器の電気的な定義や、電気自動車と充電器が交換するプロトコル情報は、CHAdeMO協議会の仕様「自動車4社と東京電力が電気自動車向け充電設備の標準化団体を設立」で定まっている。JFEエンジニアリングやアルバック、菊水電子工業、高岳製作所、富士電機などは、この仕様に準拠しながら小型化や形状、ユーザーインターフェイスなどに独自の工夫を凝らした充電器を展示した。
【カーエレ 2011】電気自動車の拡大支えるのは充電器、普及促す提案が相次ぐ(EE TIMES)