先端産業分野で「権力シフト」が進んでいる。完成品を生産するメーカーに代わり、最近はIT機器、電気自動車などを中心に部品素材メーカーの発言力が強まっているためだ。完成品メーカーは価格暴落など景気変動による影響を受けていることに加え、競争激化で製品の差別化を図ることも難しくなっている。一方、部品素材産業は技術開発に多くの時間と費用がかかり、参入障壁が高いため、景気変動に比較的強い。実際に部品素材の多くで、2?3社が全世界の市場を掌握しているケースが多い。現代経済研究院のチュ・ウォン基幹産業室長は「重要部品素材産業こそ韓国経済の成長潜在力を高めることができる新成長分野だ」と指摘した。
【海外・提言】IT、EV素材メーカーの発言力が強まる
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– 2011年1月1日