「V2H」という言葉をご存じだろうか? これは「Vehicle to Home」の略であり、直訳すれば「クルマから家へ」という意味。実はこれ、電気の流れを意味しており、クルマから家へと電気を供給することを表した言葉なのだ。EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッドカー)などの登場によって現実化してきた、まったく新しい電気の活用法なのだが、すでにそれを実現するためのシステムを三菱電機が発売しており、太陽光発電と組み合わせることで、まさに近未来的なエネルギー活用ができるというのだ。このV2Hはどんな使い方をするもので、生活にどんなメリットをもたらしてくれるのだろうか? 実際にV2Hがどんなものなのかを体験してきたので、前編と後編の2回に渡って紹介してみたいと思う。前編となる今回は、まずV2Hの基本的な内容について見ていく。
電気自動車から家に電力供給するV2Hを体験してきた! 前編(家電ウオッチ)
【スマートグリッド】電気自動車から家に電力供給するV2Hを体験
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2015年3月20日