日産自動車が、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)のラインアップ拡充に乗り出す。2016年度にはEVを2車種発売するという報道が過日された。しかし、新型EVの投入が年内ではなく、来年というのは、やや遅すぎるきらいがある。日産は2010年に量産型EV「リーフ」をグローバルで発売した。これまでに、世界における累計販売台数は15万台を超え、独フォルクスワーゲン(VW)や米テスラ・モーターズを抑えて最も多くのEVを販売している。また、同社主力の小型車「ノート」にHVモデルを加える。世界で最も多くのEVを販売する日産としての実績を活かしてコストや性能を改善し、エコカー競争で優位に立つというのが日産の描くシナリオだ。2014年12月にはトヨタ自動車が燃料電池車(FCV)「MIRAI」を発売しており、これに対抗する目的もあるようだ。
ハイブリッドで出遅れた日産、新型HVと新型電気自動車を来年発表か(エコノミックニュース)
【企業】日産、新型HVと新型電気自動車を来年発表
カテゴリー: メディア・ウオッチング
– 2015年1月10日