いよいよ燃料電池車を市販する日が近づいてきた。トヨタ自動車が「第43回東京モーターショー2013」(11月20日~12月1日、東京ビッグサイト)に世界で初めて「TOYOTA FCV CONCEPT」を出展する。市販を想定したコンセプトカーで、電気自動車を上回る実用性を備えた仕様になっている。4人乗りのセダンタイプのボディに、新しく開発した小型・軽量の燃料電池を搭載する。特定ユーザー向けに2008年から販売しているハイブリッド方式の「トヨタFCHV-adv」の燃料電池と比べて、出力密度を2倍以上に向上させた。小型のセダンタイプでも100kW以上の出力を発揮して、航続距離は500キロメートルを超える。
4人乗りの燃料電池車が2015年に市販へ、充填時間3分で航続距離は500キロ以上(スマートジャパン)