既存のハイブリッド車(HV)を改造して、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)にする技術を、八戸工業大自動車工学コースの浅川拓克教員(44)の研究室が完成させた。27日、試作車が東北運輸局八戸自動車検査登録事務所の検査を通り、ナンバーを取得した。車は、29日に八戸市中心街で開かれる「はちのへホコテン」でお披露目される。普及が進むハイブリッド車はガソリンによって長距離走行が可能だが、電気走行は約2キロが限度という。一方、環境に優しい次世代の車として注目されている電気自動車は、北国では冬期の暖房で走行距離が短くなるうえ、高価格が普及の課題になっている。このため、ハイブリッド車より電気走行の距離が長く、電気自動車のような電池残量不足の不安がないPHVを安く入手できる方法として考案した。
【新技術】八戸工大、HVを充電可能式に改造
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– 2013年9月28日