6月22日にEV(電気自動車)メーカーの米テスラ・モーターズが、同社初となる量産型セダン「モデルS」の出荷を開始した。先にスポーツカータイプのEVを台数限定で販売した同社が量産車メーカーとして成功するかどうかは、このモデルSにかかっている。生産するのはカリフォルニア州フリーモントにある工場だ。ここは2010年までトヨタ自動車と米ゼネラル・モーターズ(GM)の合弁工場だった。モデルSの出荷開始前、工場を訪れる機会があった。そこで目にしたのは堅実なモノ作りに取り組む姿だった。
米テスラ、EV量産開始 モノ作りは意外と堅実(日経ビジネス)