【スマートグリッド】三井不動産、新宿に最先端の電力活用マンション

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電力の有効利用を前面に押し出した“スマートマンション”の建設が、いよいよ本格的に始まる。首都圏を中心に住宅分譲事業を展開する三井不動産レジデンシャルが業界の先陣を切って、2014年1月から入居が始まる27階建ての大規模マンションに、HEMS(ホーム・エネルギー管理システム)を中核とした最先端の電力活用システムを装備する。注目すべきは、マンションの共用部に設置する大型蓄電池(蓄電容量:約90kWh)とHEMSの連携によって、夏の午後など電力需要がピークになる時間帯の電力使用量を自動的に制御する「デマンドレスポンス」を実現する点だ。電力会社との間では、電気料金が一般家庭向けの「低圧」よりも安い「高圧」の契約をマンション全体で結ぶ。デマンドレスポンスによる削減分と合わせて、各住戸の電気料金の単価を最大で5%程度下げられるという。

東京・新宿に“スマートマンション”を建設、エネルギー管理システムを全面導入(スマートジャパン)

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