STマイクロエレクトロニクスは、スマートグリッドの次世代規格に対応する最新のワイヤレス・マイクロコントローラ(マイコン)のサンプル出荷を開始した。この新しいマイコンは、停電を減少させ、二酸化炭素排出量を低減する一方、電気自動車(プラグイン充電式)を含む将来のライフスタイルのサポートを目的としている。STM32Wマイコンは、IEEE802.15.4認定プラットフォームの1つで、より環境に優しい世界の実現を目指すスマート・グリッド・シナリオを定義した新しいZigBee(R) Smart Energy Profile version 2.0(SEP 2.0)に対応する予定。最新のインターネット・プロトコル(IPv6)に基づくスタック(ZigBeeIP)を使用することにより、異なったメーカー間および各社の物理層間における相互運用性が拡充される。同製品は、SEP 2.0のその他多くの先進性の中から、プリペイド・サービス、負荷変動への対応、およびエネルギー需要管理をサポートし、同製品とその機能は、家庭や建物の省エネ化を可能にする。
STマイクロ、スマートグリッドの次世代規格に対応するSTM32Wマイコンを発表(プレスリリース)