ミュージシャンで作曲家・坂本龍一が18日、東京・港区で行われた電気自動車「日産リーフ」のイベントに登場した。坂本は、作家・村上龍氏と共にトークセッションに参加した。自身も同車の所有者である坂本は、乗車した印象について「軽い。スムーズに風を切っていく感じ」と話すと、去年3月に試乗したという村上氏も「今までの自動車と全く違うカテゴリーにある。(乗っていて)心地いい」と感想を語った。今後の展開として、蓄えた電気を家庭用に供給するシステムも開発されている同車。村上氏は、化石燃料が枯渇の危機にある問題に触れ、「(エネルギー転換の)運動を起こすという(だけの)問題ではなく、やるしかない」と危惧(きぐ)を呈した。坂本は「電気はいろんな方法で作れる。個人の家で電気を作って、使う時代が来るんじゃないか」と話すと、「ここにいる(同車所有者の)皆さんは開拓者ですね」と締めくくった。
坂本龍一が語る電気自動車・家庭用電力の未来とは / オーナーも納得の100%電気自動車『日産リーフ』機能まとめ(ロケットニュース24)