【提言】EVタクシーの実用化促進と運用方法確立のための実証研究

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昨年の東京モーターショーの会場内で行われた「SMART MOBILITY CITY 2011」。スマートコミュニティの分野でクルマがどのように変化し、貢献していくかという可能性を様々な形で提案したイベントであったが、タクシー業界でもスマートコミュニティ分野において積極的な動きが見られている。省エネの観点で言えばエコカーを代表するトヨタ <7203> の「プリウス」はタクシーとしてかなりの台数が街を走っており、見掛けたことがある人も多いだろう。その「プリウス」は1月30日からプラグインハイブリッドタイプが個人向けに発売されたが、業務用として同車は既に京都市内をはじめ、数台がタクシーとして走っている。一方、究極のエコカー、EVは一般ユーザー向けと同じく、タクシーとしても車両価格や充電インフラなど、まだまだ普及期になっていない現状もある。経済産業省の調べによると、EVタクシーの普及台数は昨年の3月末の時点では、大阪の50台を筆頭に神奈川の45台、東京の15台が上位3都道府県となっており、日本全国で合わせても150台ほどだ。ただ、タクシー事業者から見ても、燃料がローコスト、企業イメージアップなどメリットも多くあることから、運用の工夫が必要であると考えられている。

EVタクシーはスマートコミュニティに貢献できるか(サーチナ)

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