中部国際空港(常滑市)は、空港内の駐車場に電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHV)用の充電スタンドを増設し、利用実験をしている。電力設備の容量を増やさずに複数台を同時に充電する「電力平準化システム」を採用した。中部空港の一般客用駐車場には10年5月に設置した充電スタンド1台があるが、EVやPHVの本格的な普及が見込まれることから充電設備を増やした。電力平準化システムは従来の充電スタンドに比べ、増設コストを抑えられる利点がある。新設の充電装置にはプラグが3カ所あり、既存のスタンドと合わせ同時に4台が充電できる。実験は12年度末までの予定で、利用状況を調査し、本格運用を検討する。
中部国際空港:駐車場にEV向け充電スタンド増設 /愛知(毎日jp)