1997年12月「21世紀に間に合いました」の言葉とともに初代プリウスは誕生した。その予言通り、今世紀のクルマに求められる最大の要素は「環境性能」になった。2011年、プリウスはさらなる進化を遂げて、HVとEVのハイブリッド「プラグインハイブリッドカー」になった。新たに投入されたプリウスPHVは、電気インフラとの連携が果たされて環境性能の底上げが行われた。そして、もうひとつ。トヨタはプリウスPHVの投入にあわせて、”情報性能”の部分でも新たな一歩を踏み出した。PHV専用のテレマティクス「PHV Drive Support」の導入である。トヨタはこの新たなテレマティクスサービスにどのような狙いを込めたのか。トヨタ自動車 常務役員の友山茂樹氏に聞く。
【インタビュー】「通信モジュールを必須としないPHVテレマティクス」…トヨタ自動車 友山茂樹常務役員(レスポンス自動車ニュース)