スマートフォンやタブレットPCといったモバイル機器を中心に製品化が続く、ワイヤレス給電技術。まだ先だと見られていた電気自動車への展開が、基礎研究から実証段階へと移りつつある。「電気自動車の急速な普及が見込まれている。使いやすく、送電効率の高いワイヤレス給電技術は、その普及をさらに後押しするだろう」――。ワイヤレス通信分野の大手、Qualcommが電気自動車向けワイヤレス給電事業に参入し、2012年に電気自動車を使った大規模な実証実験をロンドンで実施する。
基礎から実証段階へ、実用化の機運高まる電気自動車向けワイヤレス給電(EE TIMES)