まずは、エネルギー・マネジメント・システム(EMS)です。寒い冬にも暑い夏にも欠かせないエネルギー。原子力発電所の停止が続くなかで、企業でも家庭でもこの制御(コントロール)が重要な課題となっています。そこで新たな動きを見せるのが、自動車会社やIT関連企業です。EMSに注目して自社製品に省エネ性や安心感を加えています。例えばトヨタ自動車グループのトヨタホームは、電気自動車やプラグインハイブリッド車に家庭の電気を充電できる機器「H2V Manager」を1月に発売します。これは車と家をつなぐ新タイプの機器であることに加えて、家庭の電気使用量を管理する機能を持つことが特徴です。モニターを備えて、エアコンや洗濯機、電子レンジなど全体の電力使用量を把握して、総合的にコントロールします。
【提言】電気自動車、オフィスビルなどエネルギー制御が課題
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– 2012年1月5日