自動車の祭典、第42回東京モーターショーの報道関係者への公開が30日、東京都江東区の東京ビッグサイトで始まった。日本メーカーは電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)といった環境対応車を中心にアピールし、地盤沈下する「東京ショー」の巻き返しに力を入れている。主催する日本自動車工業会は会場を24年ぶりに千葉から東京に戻し、利便性の高さをアピール。米リーマン・ショック後の世界同時不況で海外勢がほとんど不参加だった前回(2009年)に続き、米国や中国からの参加はなかったが、欧州からは独ダイムラーやBMWが最新のEVやHVを披露。展示車は前回の1.6倍に増え、にぎわいが戻った。 とくに目立つのは実用化で一歩世界の先を行くEVだ。
電気自動車が主役に 東京モーターショー、3日一般公開(朝日com)