日立製作所は1日、電気自動車(EV)路線バス導入に向けた運用管理システムを開発したと発表した。日立が、今回開発したEVバス運用管理システムは、同社のバストータルソリューションの実績をもとに、EVバスの路線バスへの導入に向けて開発したシステム。多種多様なEVバスやEVバス用充電器のバス路線への導入に対応するため、路線内で運用されるEVバスの走行特性およびEVバス用充電器の仕様に合わせた運用管理を可能とする機能を有している。また、バッテリー管理機能として、EVバスに搭載されるバッテリーごとの充・放電の実績と、バッテリーの劣化状態の情報を監視・蓄積し、その情報に基づく運用計画の策定およびバッテリー交換時期の予測を行うことを可能としている。同社では、今回開発したEVバス運用管理システムをグローバル市場へ展開することも検討している。
日立、EV路線バスの運用管理システムを開発(レスポンス自動車ニュース)