【新技術】三菱ふそう、小型トラック初のEV出展

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三菱ふそうトラック・バスは、小型電気トラック「キャンターE-CELL」を出品した。3.5トンクラスの小型トラックの電気自動車は国内初となる。最高出力約90馬力で、航続距離は約120キロ。最大積載量は1.2トンで、コンビニ流通や宅配便などの店舗・住宅への小口配送用途を目的に開発されたコンセプト車。外観は昨秋フルモデルチェンジした現行キャンターよりも、昨夏発表したハイブリッドモデルに似たデザインになっている。リチウムイオン電池を採用し、排ガスを出さない「ゼロ・エミッション」を実現した。電車などで採用されている、減速時に電気を生み出す回生ブレーキを搭載して、航続距離をのばす工夫をしている。最大トルクも3リットルディーゼルトラック並みの300を達成した。バッテリーコスト削減などの課題があり、実際の市販化開始時期は未定だが、小型トラックEV化を他社に先駆けて示すことで、同社車種のボリュームゾーンである市場でのアピールをはかる。

東京モーターショー:三菱ふそう 宅配向け小型EVトラックを国内初披露(毎日jp)

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