三菱自動車の益子修社長は24日、電気自動車(EV)に使うリチウムイオン二次電池について「電池の技術革新は想像以上に進んでいる。コスト低減の進み方や自動車との相性も見ながら将来の政策を決めたい」と述べ、自社が出資するリチウムエナジージャパン(LEJ)からの調達にこだわらない考え方を明らかにした。同日発表したEV「ミニキャブ・ミーブ」では総電力量10・5キロワット時のタイプで東芝製を、同16・0キロワット時タイプではLEJ製を採用した。これは総電力量の設定、電池の調達先とも「アイ・ミーブ」と同じ。益子社長は「電池の価格は、今から2年前と同等の性能のものが今後、4分の1のレベルになる。この“第2世代”の電池で、今のトップメーカーがそのままトップでいられるかどうかはわからない」と予測。
【企業・電池】三菱自・益子社長、電池調達に出資会社へのこだわりない
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– 2011年11月25日