浜松市をはじめ、関東や東北地方の22自治体とトヨタや日産といった大手自動車メーカーなど12社が加盟し、電気自動車(EV)の普及を目指すグループ「E―KIZUNAサミット」の会合が来年、浜松市で初めて開かれることになった。詳しい開催時期は未定だが、市は会合を通じ、次世代自動車の導入に向けた取り組みを広くPRし、実用化の環境整備を加速させたいとしている。開催地に浜松市が選ばれたのは、市のほか、スズキやヤマハ発動機など世界的企業が参加する「はままつ次世代環境車社会実験協議会」(会長・鈴木康友市長)を発足、実用化を視野に入れた実証実験など先進的な取り組みを官民が一体となって行っている―点が決め手になった。同市は加盟自治体の中で最西端にあるため、西日本の自治体や企業関係者の参加を促しやすく、EVの意義を発信できる狙いも考慮された。
来年は浜松で 電気自動車「KIZUNA」サミット(静岡新聞)