三井不動産販売は16日、同社が運営する時間貸し駐車場「三井のリパーク」の「日本橋本町2丁目」に、太陽光発電システムを導入した。日照時にソーラーパネルで発電、蓄電された電力で日没後の看板・照明機器を点灯する。さらに駐車場内照明機器をオールLED化することで、年間8404kWの電力を削減。ソーラーパネルによる年間1621kWの発電と合わせ、従来比で最大88.2%の電力を削減した。このほか同駐車場では、車室に面した歩道・隣地への排気ガス対策として排ガス対策パネルを設置、日本橋の美観保護のため駐車場内を一部緑化、自動販売機一体型ゴミ箱設置、駐車場外周部(塀・フェンス)へのペイント、ラッピングに歌川広重の作画「東海道五十三次」のデザインを採用し、日本橋の街並みの景観保護に配慮するなどの取り組みが行われている。
三井のリパーク、太陽光発電システムで駐車場の消費電力量を88.2%削減(カーウオッチ)